競馬予想を楽しんでいて、オッズの妙味で儲けたいと考えている方へ。
競馬予想をする際に、オッズの歪みを利用して高配当を狙いたいと考えている方も多いのではないでしょうか。
しかし、具体的にどのようにオッズの歪みを見抜けば良いのか、また、オッズの歪みを活用した馬券は本当に的中しやすいのか疑問に思っている方もいるはずです。
この記事では、競馬オッズの歪みの見抜き方と、実際に競馬オッズの歪みを検証した結果を分かりやすく解説することで、読者がオッズの歪みを理解し、高配当を狙える馬券戦略を立てるための知識をご紹介します。
競馬オッズの歪みとは?
競馬オッズの歪みとは、単勝オッズから想定される馬連や3連複のオッズと、実際の馬連や3連複オッズが異なる状況のことです。
想定オッズよりも実際のオッズが低ければ、多くの人がその馬券を買っていることを示します。
この記事では、競馬オッズの歪みをどのように見抜けば良いのか、具体的な方法を解説していきます。
想定オッズの算出方法
想定オッズは、単勝オッズを基に計算することができます。
例えば、2頭の単勝オッズから馬連の想定オッズを計算する場合、以下の式で算出できます。
想定オッズ=(単勝オッズ1×単勝オッズ2)÷2
3連複の想定オッズを計算する場合は、3頭の単勝オッズを掛け合わせて6で割ります。
想定オッズと実際のオッズの比較
想定オッズを算出したら、実際の馬連や3連複のオッズと比較してみましょう。
想定オッズよりも実際のオッズが低い場合は、その馬券が多く買われている可能性が高いです。
例えば、想定オッズが3.0で実際のオッズが2.5の場合、想定オッズよりも0.5低いので、多くの人がその馬券を買っていると考えられます。
オッズの歪みの判断
想定オッズと実際のオッズの比較から、オッズの歪みを判断することができます。
想定オッズよりも実際のオッズが低い場合は、多くの人が買っていることを示し、オッズが歪んでいると考えられます。
想定オッズよりも実際のオッズが高い場合は、あまり人気がないことを示し、オッズは歪んでいないと考えられます。
競馬オッズの歪みを検証してみた
では、実際に競馬オッズの歪みを活用した馬券が本当に的中しやすいのか検証してみました。
2015年から2019年までの重賞レースのデータを用いて、オッズの歪みを利用した馬券が本当に的中しやすいのか検証を行いました。
その結果、馬連ではオッズの歪みを利用しても回収率は変わらず、3連複ではオッズの歪みが大きい馬券ほど高配当に繋がりやすいことが分かりました。
馬連の検証結果
馬連では、オッズの歪みを利用しても回収率は変わらず、的中率もそれほど変化しませんでした。
これは、オッズの歪みがある馬券は人気が高く、的中率は高いものの、配当が低いため、回収率が向上しないことが原因と考えられます。
3連複の検証結果
3連複では、オッズの歪みが大きい馬券ほど高配当に繋がりやすいことが分かりました。
これは、オッズの歪みが大きい馬券は人気が低く、的中率は低いものの、配当が高いため、回収率が向上することが原因と考えられます。
検証結果の解釈
今回の検証結果から、オッズの歪みを活用した馬券戦略は、馬連よりも3連複の方が有効であると考えられます。
ただし、オッズの歪みはあくまでも一つの指標であり、他の情報も考慮して馬券を購入することが重要です。
まとめ
この記事では、競馬オッズの歪みの見抜き方と、実際に競馬オッズの歪みを検証した結果を解説しました。
競馬オッズの歪みは、単勝オッズから想定される馬連や3連複のオッズと、実際の馬連や3連複オッズが異なる状況のことです。
オッズの歪みを利用した馬券戦略は、的中率には影響は見られませんが、単連よりも3連複で高配当を狙うことには有効であると考えられます。
ただし、オッズの歪みはあくまでも一つの指標であり、他の情報も考慮して馬券を購入することが重要です。
競馬予想は、オッズの歪みだけでなく、さまざまな要素を考慮することが重要です。
この記事が、あなたの競馬予想の参考になれば幸いです。
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