競馬最低オッズは1.0倍!?元返しになる仕組みと裏側を徹底解説

競馬予想

競馬の世界に足を踏み入れたばかりのあなたは、きっと「最低オッズ」や「元返し」という言葉に聞き覚えがあるのではないでしょうか。
「そもそも最低オッズって何。」「元返しってどういうこと。」
そんな疑問をお持ちのあなたのために、今回は競馬における最低オッズと元返しの仕組みについて、わかりやすく解説していきます。
この記事を読めば、競馬の基礎知識がぐっと深まります。
さあ、一緒に競馬の世界をもっと深く理解していきましょう。

競馬の最低オッズとは?

競馬の最低オッズは、単勝馬券における最低倍率のこと。
1.0倍というのは、100円の馬券を購入して的中した場合、100円の払い戻ししか受けられないということです。
「え、元金しか戻ってこないの。」そう思った人もいるかもしれません。
では、なぜ最低オッズが1.0倍になるのでしょうか。

馬券の倍率は、投票金額によって決まる

馬券の倍率は、馬券購入者による投票金額によって決定されます。
これは、パリミュチュエル方式と呼ばれる仕組みによるものです。
パリミュチュエル方式とは、競馬主催者が一定の控除率を差し引いた後、残りの金額を的中馬券の持ち主に分配するシステムです。

投票金額が多いほど、倍率は低くなる

例えば、あるレースで100万円の単勝馬券が売れたとします。
競馬主催者はこの売り上げの20%、つまり20万円を控除します。
残りの80万円が、的中者数に応じて分配されます。
的中者が1人であれば、その人は80万円を受け取ります。
しかし、的中者が100人いれば、1人あたり8,000円しか受け取れません。
このように、的中者数が多いほど、倍率は低くなるのです。

1.0倍は、投票金額のほとんどが1頭にかかった場合

もし、あるレースで全投票金額の80%以上が1頭の馬に集中した場合、最低倍率である1.0倍になる可能性があります。
つまり、ほとんどの人が同じ馬に賭けた結果、的中者は多く、1人当たりの分配金が少なくなり、1.0倍という低い倍率になるわけです。

元返しになる仕組みを解説

元返しとは、オッズが1.0倍になることで、100円の馬券を購入しても的中した場合、100円しか返ってこない状態のことです。
「元金が戻ってくるだけ。 意味がないじゃん。」そう感じる人もいるかもしれません。
しかし、元返しは、競馬の仕組み上、決して珍しいことではありません。
では、元返しになる仕組みを詳しく見ていきましょう。

競馬主催者の控除率

元返しが起こるのは、的中馬券が全体の80%以上を占める場合です。
これは、競馬主催者の控除率が20%であるためです。
つまり、投票金額の80%が的中馬券の分配に回されることになります。
もし、的中馬券が80%を超えると、分配金額が少なくなり、1.0倍という低倍率になってしまいます。

圧倒的な人気馬の場合

元返しは、圧倒的な人気馬が勝利した場合に多く見られます。
多くの馬券購入者が、人気馬に投票するため、的中馬券が全体の80%を超える可能性が高くなるからです。

元返しは、リスクが高い

元返しは、一見すると「損をしなければいい」という考え方で、安全に見えます。
しかし、実際にはリスクが大きいと言えるでしょう。
なぜなら、元返しになるということは、多くの馬券購入者が同じ馬に賭けていることを意味します。
つまり、人気馬が不利な状況になった場合、大きな損失を被る可能性があるのです。

まとめ

競馬の最低オッズは、1.0倍であり、これは単勝馬券での最低倍率です。
馬券の倍率は、馬券購入者の投票金額によって決定され、的中者数が多いほど倍率は低くなります。
元返しは、オッズが1.0倍になることで、100円で買った馬券が的中しても100円しか返ってこない状態のことです。
これは、的中馬券が全体の80%以上を占める場合に発生し、競馬主催者の控除率によって決まります。
元返しは、一見すると安全に見えますが、実際にはリスクの高い行為です。
競馬を楽しむためには、最低オッズや元返しの仕組みを理解し、リスクとリターンをしっかり見極めることが大切です。

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